住宅ローンを考えるときに、必ずと言っていいほど出てくる疑問。
固定金利と変動金利、どっちがお得なの?
これは本当に多くの人が悩むテーマです。結論から言うと「正解は誰にもわからない」のですが、それではあまりにモヤモヤするので、まずはそれぞれの特徴から整理してみましょう。
🔒 固定金利のメリット・デメリット
メリット
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金利がずっと変わらないので安心感がある
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将来の返済額が読めるため、家計の計画が立てやすい
デメリット
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最初の金利は変動より高い
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市場金利が下がっても恩恵を受けられない
🔄 変動金利のメリット・デメリット
メリット
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初期金利が非常に低く、月々の返済額を抑えやすい
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市場金利が下がれば、返済額も下がる可能性がある
デメリット
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将来金利が上昇すると返済額が増えるリスクあり
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返済額の見通しが立ちづらく、不安定
📉 最近「固定金利」を選ぶ人が増えている理由
2024年~2025年にかけて、住宅ローン利用者の間で「固定金利」の人気が高まっています。
背景には、日本銀行が長らく続けていたマイナス金利政策を解除し、金利が将来的に上昇する可能性があるという見方が広がっていることがあります。
「今のうちに低めの固定金利で借りておいたほうが安心」という判断ですね。
🤔 結局、どっちが得なの?
これはよく聞かれる質問ですが、正直に言うと、どちらがお得になるかは未来にならないとわかりません。
金利がこの先ずっと上がらなければ、変動金利が結果的に得だったということになるでしょう。
でも、万が一金利が急上昇すれば…その時は固定を選んだ人が正解になります。
つまり、「どっちが得か」は“結果論”でしかないんです。
👤 私なら固定金利を選びます
私はお金に大きな余裕があるわけではありませんし、「将来の金利が上がったらどうしよう…」という不安をずっと抱えていたくないタイプです。
だから、安心感を買うつもりで固定金利を選びます。
変動金利は確かに魅力的な低金利ですが、余裕資金があって、万が一の上昇にも対応できる人向けだと思います。
例えば「資産運用もしていて、繰り上げ返済も視野に入れてるよ」っていう人には、変動もアリですね。
✅ まとめ
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固定=安心感、変動=安さ
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どちらがお得かは未来次第
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自分の性格と家計の状況を冷静に見て選ぶのが正解
迷ったときは、「どっちなら後悔しないか?」を自分に問いかけてみるのもひとつの方法です。